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<お知らせ>『被災時の早期復興』『インフラ管理の効率化』を実現する「4次元マッピングプラットフォーム」の開発が、中小企業庁のGo-Tech事業に採択されました

 愛媛大学防災情報研究センターと、愛媛大学工学部附属社会基盤iセンシングセンター、それと(株)カナン・ジオリサーチ、愛媛県産業技術研究所、(公財)えひめ産業振興財団が連携して申請した『被災時の早期復興』『インフラ管理の効率化』を実現する「4次元マッピングプラットフォーム」の開発が、中小企業庁による令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」に採択されました。
 本研究では、映像を使用して座標値や長さ・高さを計測でき道路維持管理や発災時の被害状況記録などで活用がなされている「GMS3」の抜本的な改良に取り組みます。具体的には異なる時間の地下と地上一体型の空間情報を比較できるプラットフォームの作成を目指して、「GMS3」に時間の概念を加え、4次元化を図ります。さらに、「GMS3」で使用する従来の地中レーダのウィークポイントを克服する新方式の地中レーダの開発を行い、高精度化を図ります。この開発により巨大災害で壊滅的なダメージを受けた街の早期復旧が可能となるなどの画期的な成果が期待されます。
 なお、(株)カナン・ジオリサーチは、平成30年4月より防災情報研究センターに「インフラ空間情報寄附研究部門」を設置し、本申請課題の基礎となる研究に取り組んできています。

[2024年06月25日]

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