第207号 2011.10.24 ホンジュラスの豪雨災害について
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愛媛大学 防災情報研究センター
防災情報研究センターニュース
第207号 2011.10.24
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○今回のコンテンツ
<ご報告>ホンジュラスの豪雨災害について
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○<ご報告>ホンジュラスの豪雨災害について
防災情報研究センター客員教授で、今年の9月から2年間の予定でホンジュラスに
JICA海外シニアボランティアとして赴任している廣田清治氏より、ホンジュラスの
豪雨災害の報告が届きました。
「ホンジュラスでは、10月16日から連日のようにTVで中米の豪雨災害が報道されてい
ます。同国首都テグシガルパより南のチョルテカ県で道路の被災が見受けられます。
豪雨が続いている要因は、10月11日にハリケーン「ホバ」がメキシコに上陸した後
も、熱帯性低気圧12-Eがカリブ海に停滞しているためです。今もなお断続的に大雨が
降っており、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグアおよびホンジュラスに甚大な
洪水被害及び土砂災害が発生しています。ホンジュラス政府の発表(10月19日現在)
では、内国被害は、死者13名、被災者69,116名、退避者11,868名に上っています。と
くに南部の2県(チョルテカ県とバジェ県)で被害が甚大であり、ホンジュラス政府
から出された非常事態宣言は48時間延長になりました。
なお、日本国外務省の10月20日付プレスリリースによれば、国際協力機構(JICA)を通
じて、1300万円相当の緊急援助物資が供与されることが決められました。」
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[2011年10月27日]