第386号 2015.7.8 「ネパール地震被害調査報告会」(第2回)を開催しました
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愛媛大学 防災情報研究センター
防災情報研究センターニュース
第386号 2015.7.8
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○今回のコンテンツ
<ご報告>「ネパール地震被害調査報告会」(第2回)を開催しました
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○<ご報告>「ネパール地震被害調査報告会」(第2回)を開催しました
7月7日(火)13時30分から、愛媛大学防災情報研究センター主催で、「ネパール地震被害調
査報告会」(第2回)を開催しました。報告会には、一般市民、企業関係者、留学生、学生ら
40名の参加がありました。多数の参加を頂き感謝申し上げます。
報告会では、まず、矢田部防災情報研究センター長から、6月25日にカトマンズにネパール
地震復興デザインセンターを設置し、今後、現地調査や防災教育推進の拠点として活用してい
く計画であるとの報告がありました。
引き続いて、愛媛大学医学部非常勤講師の前川聡一氏によるネパール地震国際緊急援助隊医
療者が見たネパール地震災害と題した講演がなされました。ネパールでは被災により地域医療
機関の診療機能が低下したこともあり、日本の医療隊が大歓迎されたとのことでした。なお、
今回は手術室を確保することができたことにより、手術で命が助かったり、障害が残ったりす
る人が多少でも少なくなったのではないかとの報告がなされました。
最後に、ネパール出身である工学部バンダリ・ネトラ・プラカシュ准教授からネパール地震
による山間地の斜面災害と題した講演があり、雨期に入ると斜面が崩壊する恐れがあることを
指摘されました。今後も引き続き、現地で行った調査の分析を行い、今後のネパールにおける
防災対策を研究していきたいとのことでした。
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[2015年07月08日]