第351号 2014.6.26 えひめ防災フォーラム2014を開催します(8月12日(火))
================================================
愛媛大学 防災情報研究センター
防災情報研究センターニュース
第351号 2014.6.26
=================================================
○今回のコンテンツ
<ご案内>えひめ防災フォーラム2014を開催します(8月12日(火))
********************************************************************************
○<ご案内>えひめ防災フォーラム2014を開催します(8月12日(火))
2013年6月と12月に、愛媛県は、南海トラフ巨大地震に伴う、地震動、津波浸水エリア、
物的被害・人的被害を発表しました。人的被害は、約16000人と国の想定の12000人より
4,000人あまり大きくなっています。県の人的被害想定の内訳は、津波で8,184人、建物倒
壊で6210人、火災で1585人、土砂災害で53人です。特に、津波による人的被害が増加して
いるのが特徴です。これは、地震の揺れと共に地盤沈下と、防潮堤が倒壊すると想定され
るため、海岸・河口の低いエリアに水が入り込み、逃げる時間の余裕がないからです。
今回の被害想定は、地域でどのような被害が起こりうるかをイメージするためのメッセ
ージととらえ、行政・住民・学校が連携しながら地域の防災力を高めるチャンスだと思い
ます。地域で犠牲者を出さないためには、行政、住民がどのようなルールを形成し、どの
ように連携すればよいか、具体的な計画と行動が求められています。基調講演では、愛媛
県における南海トラフ巨大地震の想定を紹介していただきます。また、パネルディスカッ
ションでは、行政、各市町の「減災」の取り組み、住民・学校との「連携」について議論
を深めたいと思います。
お忙しい時期とは思いますが、多くの皆様の参加の下、地域の防災力を高めるための時
間を共有しましょう。
記
主催:愛媛大学防災情報研究センター、愛媛地域防災力研究連携協議会
共催:国土交通省四国地方整備局、愛媛県、(公社)土木学会四国支部
後援:四国4大学防災関連研究センター連携協議会、愛媛県教育委員会、
(一社)四国クリエイト協会、NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、
愛媛朝日テレビ、愛媛新聞社
日時:平成26年8月12日(火)13:30~16:40(受付12:30~)
場所:ひめぎんホール メインホール
定員:3000名
プログラム:
1. 開会挨拶 愛媛大学長 柳澤 康信
愛媛県知事 中村 時広 氏
2. 基調講演
「愛媛県地震被害想定と防災・減災対策について」
愛媛県県民環境部防災局長 杉野 洋介 氏
3. 四国防災八十八話感想文コンクール最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞の
作品紹介 愛南町立各小学校の皆さん
4. パネルディスカッション ―さらなる減災に向けて、何をなすべきか―
愛媛県下20市町の市長・町長、愛媛県県民環境部長・土木部長、
愛媛県教育委員会副教育長、ほか
5.閉会挨拶 愛媛大学防災情報研究センター長 矢田部龍一
■地震時の火災シミュレーターなどを用いた防災教育の実践を行います
■ロビーにて防災グッズを展示します
えひめ防災フォーラム2014チラシ→http://cdmir.jp/img/home/forum2014.pdf
申込み・お問合わせ:【申込み締め切り 8月5日(火)】
「えひめ防災フォーラム2014参加申し込み」と明記の上、所属、氏名、ふりがな、
連絡先(TEL 、e-mail)、を下記までメールまたはFAXでお申し込みください。
愛媛大学 社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム(竹村・山内)
Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp TEL:089-927-8974・FAX:089-927-8820
※参加承諾の連絡は、いたしません。当日会場受付までお越しください。
なお、受付は勝手ながら名字のあいうえお順で受付ブースを作っております。
※本フォーラムは、土木施工管理技士会の継続学習制度CPDSの単位申請を行っていま
す。カードリーダーでの履修申請を行いますので、必ず技士会のCPDS技術者証(磁
気帯カード)を持参ください。愛媛大学より代行申請いたします。
*********************************************************************************
[2014年06月27日]