第329号 2014.3.3 ホンジュラスの斜面災害とJICAボアンティア活動 その1
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愛媛大学 防災情報研究センター
防災情報研究センターニュース
第329号 2014.3.3
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○今回のコンテンツ
<ご報告>ホンジュラスの斜面災害とJICAボアンティア活動 その1
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○<ご報告>ホンジュラスの斜面災害とJICAボアンティア活動 その1
廣田清治防災情報研究センター客員教授がホンジュラスでのJICAシニア海外ボラン
ティア(以下、SV)活動を昨年の12月25日で終え、愛媛に戻って参りました。そこで、
ホンジュラスでのSV活動を通して斜面災害に係る情報を、メールマガジンで“その1”
から“その5”の5回に分けて報告いたします。
その1は「JICAボランティアの活動内容」、その2は「ホンジュラスの自然災害」、
その3は「首都の斜面災害」、その4は「斜面災害の対策工事」、そして、その5は
「斜面災害と地質学教育の課題」です。
その1「JICAボランティアの活動内容」
さて、私のSV活動は、現地での1箇月の語学研修の後、2011年11月1に首都テグシガル
パ(図1.1)にある創立年2007年と非常に若い私立の工科大学UPIで始まりました(図1.2)。
当該大学からの要請内容は、地質学科設立に伴う支援と他学科の運営の円滑化に対する助
言と協力をすることでした。私のカウンターパートには学長Luis Eveline氏があたり、地
質担当のAníbal Godoy氏とともに地質学の教育にあたりました。当初、地質学及び地すべ
りを教えるためのホンジュラス国内の知識・情報がありませんでしたが、学長が好意的に
首都圏の地すべり地に連れていってくれ、その後のSV活動に非常に助かりました。任地の
治安悪化に伴い、2013年5月以降、首都から東へ20km程度離れた農科大学(Zamorano)に移り
SVの任務を終えました。SV活動では、地すべり調査を主体とした野外調査を行い、対策工
を含めた調査報告書を14編作成しました。
以下に活動内容を列記します。
―地質学教育(UPIとZamoranoの2大学で).
―地すべり調査・教育・研究(上記2大学、ならびにJSPS学術振興会の地すべりハザー
ドマップ作成, ICLの地すべり学会, JICAの他プロジェクトの支援).
図1.1、1.2
こちら
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[2014年03月03日]