第292号 2013.4.24 新任挨拶 防災情報研究センター副センター長 竹田 正彦/准教授 村岡 治道
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愛媛大学 防災情報研究センター
防災情報研究センターニュース
第292号 2013.4.24
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○今回のコンテンツ
<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター副センター長 竹田 正彦
<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター 准教授 村岡 治道
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○<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター副センター長 竹田 正彦
皆様、はじめまして。
この度、4月1日付けで、防災情報研究センター・副センター長を拝命致しました
竹田です。四国での勤務は高知県で2年ほど勤務して以来2度目となりますが、愛媛県
は初めてです。愛媛は自然と環境に恵まれた地域と聞いており、市内を走る坊ちゃん
列車や店先に並ぶ柑橘類を見ると、これからの生活が楽しみです。
出身は愛知県で、実家は名古屋の西部に広がる海抜ゼロメートル地帯に位置し、昔は
排水不良のため大雨の度に水に浸かる地域で、子供の頃から災害には関心がありました。
現在は排水機場など治水施設の整備により水に浸かることはなくなりましたが、今でも
災害への備えは日頃から重要であると思っています。
15年ほど前に高知で務めていたときも、平成10年の高知豪雨を経験しており、1000ミ
リに及ぶ雨により市内は水に浸かり、郊外でも河川の氾濫などが起こり、非常に大きな
被害を受けました。日頃から備えは万全と思っていましたが、自然の猛威の前に万全は
ありえないと思い知らされました。
また、平成18年には、長野県南部の天竜川で梅雨前線による豪雨で堤防が決壊する災
害を目の当たりにし、初期対応がその後の被害の拡大を防ぐことに重要であることを経
験しました。さらに、この時の応急復旧に用いた3000個に及ぶ大型ブロックが、直轄事
務所の連携を活かして迅速に集められ、早期復旧に大きな力となりました。
このように、これまでの様々な経験を活かして、愛媛県、そして地域の防災のために
少しでもお役に立てればと考えております。このためには、地域のことをよく知ること
が必要です。是非、皆様のお話をしっかり聞かせて頂き、一日でも早く地域に精通し、
地域の安全・安心の確保、そして地域の発展に貢献できればと思いますので、どうぞよ
ろしくお願い致します。
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○<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター 准教授 村岡 治道
皆様、初めまして。
4月1日付けで愛媛大学防災情報研究センターに准教授として着任いたしました村岡
治道(はるみち)です。平成12年3月まで大阪大学で助手をしていましたので10数年ぶり
に大学で研究する機会を得て、この度、本学に参りました。
松山での生活は初めてで右も左もわからない状態ですが、海の幸がおいしく、町が
コンパクトで生活し易いと聞いており、これからが楽しみです。
さて本センターは、予想される東南海・南海地震を見据えた研究の推進が使命と聞
いています。これまの私は大学や民間で水害対策や地域防災計画などの立案に関わって
きましたので、これらの経験を活かして、被害軽減と早期復旧に役立つ情報発信・情報
活用の具体化・実用化に力を尽く所存です。どうぞよろしくお願い致します。
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[2013年04月24日]