第259号 2012.8.29 「えひめ防災フォーラム2012」を開催しました
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愛媛大学 防災情報研究センター
防災情報研究センターニュース
第259号 2012.8.29
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○今回のコンテンツ
<ご報告>「えひめ防災フォーラム2012」を開催しました
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○<ご報告>「えひめ防災フォーラム2012」を開催しました
8月24日(金)に、ひめぎんホール・サブホールで開催した「えひめ防災フォーラム2012」
は、愛媛県下20市町の市長、町長を始めとして各界の代表者など、愛媛県下各地から約800
名の方に参加頂き、盛会なフォーラムとなりました。
ところで、マグニチュード9.0の巨大地震である東日本大震災の発生以降、日本は千年に
一度の巨大エネルギーの爆発の時を迎えていると言われています。そのため、南海トラフ
巨大地震も、3連動、もしくは4連動の巨大地震になるということが現実味を帯びてきました。
もし、南海トラフで4連動のマグニチュード9.0という巨大地震が発生すれば、愛媛県に未曽
有の被害をもたらすことは想像に難くありません。南海トラフ巨大地震の発生により、愛媛
県では高さ10mを超えるような巨大津波と震度7といった強震動に襲われ、それによる被害は
想像を絶するものとなります。
そのような時代を迎えて、地域防災の最前線に立つ愛媛県下20市町と愛媛県、国土交通省
四国地方整備局、それと愛媛大学が一体となって、地域防災力の向上に努めることは、南海
トラフ巨大地震に際しての「減災」の切り札になるものと確信しています。
今回、本当にお忙しい中、国土交通省四国地方整備局の川崎局長には、特別講演に駆けつ
けていただきました。南海トラフ巨大地震に対する四国地方整備局の各種の取り組みは、県
民に安心を与えてくれる強いメッセージとなりました。また、県下20市町の市長と町長、そ
して愛媛県県民環境部長、土木部長、教育委員会副教育長ならびに、国土交通省四国地方整
備局企画部長には、各組織の防災への取り組みの現状と課題について、最新の情報を話題提
供いただきました。これらの内容は、住民にとって不安感を取り除いてくれる貴重な情報で
あったと確信しています。そして何よりも、「やすらぎの愛顔あふれる、安全・安心な愛媛」
の実現に向けて、力強い来賓挨拶を戴いた中村時広愛媛県知事に感謝申し上げます。
私たちが立ち向かわざるを得ない南海トラフ巨大地震は、あまりに大きな、地球的規模で
のエネルギーの爆発です。今回のフォーラムが、愛媛県下の各自治体や地域防災力の向上に
役立てられることを心より願います。
最後になりましたが、フォーラムを盛会裏に開催できましたことを、皆様方に心より感謝
申し上げます。
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[2012年08月29日]