<ご案内>フォーラム「南海トラフ地震への備え ~能登半島地震災害を教訓として~」を開催します(7月10日(水))
令和6年1月1日に発生した能登半島地震災害から半年が経過しました。しかしながら、被災地の多くが未だに被災直後のままで、倒壊家屋の公費解体撤去が進まず、水道などのライフラインや道路などのインフラの復旧・復興には今後かなりの時間を要する状況にあります。一方、四国地域においては能登半島地震のM7.6の地震エネルギーを何十倍も上回るM8~M9クラスの南海トラフ巨大地震の懸念が高まっています。この震災から学ぶべきことを改めて考え、その教訓を南海トラフ地震などの地震対策として、何をどのように備えるか専門的な視点から情報を発信し、また、防災・減災の観点から一般社会の皆様に受け取っていただかなければなりません。
愛媛大学防災情報研究センターは、地震被害や防災を専門とする研究者が複数回被災地を訪れ、各種被害状況、避難所運営や復旧・復興状況等を調査してきました。今回、その被害調査内容の報告とあわせ、南海トラフ地震へどのように備えるかを議論したく本フォーラムを開催いたします。官民学の観点から一体になって、能登の教訓から四国地域への備えとするため、多くの皆さまにご意見もいただきたく存じます。
奮ってご参加のほどお願いいたします。
名 称:南海トラフ地震への備え ~能登半島地震災害を教訓として~
主 催:愛媛大学防災情報研究センター
日 時:令和6年7月10日(水) 13:30~17:00 (※受付13:00~)
会 場:愛媛大学城北キャンパス 南加記念ホール(松山市文京町3番)
定 員:200名
参加費:無料
●プログラム●
13:30~13:35 開会挨拶愛媛大学防災情報研究センター長 ネトラ P. バンダリ
13:35~14:05 講演 「四国地方整備局の支援活動(仮題)」
四国地方整備局・統括防災官 和泉 雅春
14:05~15:50 調査報告 「能登半島地震被害からの教訓」
「令和6年能登半島地震の特徴と地震被害全般について」(20分)
愛媛大学大学院理工学研究科社会インフラメンテナンス工学講座・
特定教授 森 伸一郎
「液状化被害と斜面災害について」(20分)
愛媛大学大学院理工学研究科・准教授
(防災情報研究センター・副センター長)木下 尚樹
愛媛大学大学院理工学研究科・講師 小野 耕平
「橋梁の被害実態と耐震補強の効果」(15分)
第一コンサルタンツ設計部 片山 直道
愛媛大学防災情報研究センター・特定教授 山本 浩司
「山岳トンネルの被害と対応について」 (15分)
愛媛大学防災情報研究センター・特定教授(第一コンサルタンツ)
西川 徹
「令和6年能登半島地震~被災地支援の現状と課題~」(15分)
松山市危機管理課・主幹 二宮達司
「輪島市朝市通りの地震火災の現況」(10分)
愛媛大学防災情報研究センター・副センター長 二神 透
「能登半島地震から考える地域レジリエンスについて」 (10分)
愛媛大学大学院地域レジリエンス学環・特定准教授 芝 大輔
15:50~16:00 休憩
16:00~16:50 パネルディスカッション 「南海トラフ地震への備え」
モデレーター:愛媛大学大学院理工学研究科長
(防災情報研究センター・部門長)森脇 亮
パネリスト:愛媛県県民環境部防災局長 篠原真司
愛媛大学大学院理工学研究科 森 伸一郎
愛媛大学防災情報研究センター 二神 透
愛媛大学大学院理工学研究科 小野耕平
愛媛大学防災情報研究センター 西川 徹
第一コンサルタンツ設計部 片山直道
16:50~17:00 閉会挨拶 愛媛大学防災情報研究センター・副センター長 二神 透
●参加申込●
土木学会CPD、全国土木施工管理技士会CPDS認定プログラム(申請中)の受講証明
希望の方と意見交換会(懇親会)ご参加希望の方は下記フォームからお申し込みください。
当日は事前申込みがなくてもフォーラムへの参加はできます。
申込みフォーム:https://forms.gle/x8fNWrARJ69krN4q8
受講証明希望の方は7月9日(火)までに申込みください。
意見交換会(懇親会)参加希望の方は7月4日(木)までに申し込みください。
(本件に関する問い合わせ先)
愛媛大学 防災情報研究センター
TEL/FAX:089-927-8974
Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
[2024年06月27日]