【開催案内】えひめ防災フォーラム2014を開催します(8月12日(火))
えひめ防災フォーラム2014-南海トラフ巨大地震から生命を守る-
2013年6月と12月に、愛媛県は、南海トラフ巨大地震に伴う、地震動、津波浸水エリア、物的被害・人的被害を発表
しました。人的被害は、約16,000人と国の想定の12,000人より4,000人あまり大きくなっています。県の人的被害想
定の内訳は、津波で8,184人、建物倒壊で6,210人、火災で1,585人、土砂災害で53人です。特に、津波による人的被
害が増加しているのが特徴です。これは、地震の揺れと共に地盤沈下と、防潮堤が倒壊すると想定されるため、海岸・
河口の低いエリアに水が入り込み、逃げる時間の余裕がないからです。
今回の被害想定は、地域でどのような被害が起こりうるかをイメージするためのメッセージととらえ、行政・住民・
学校が連携しながら地域の防災力を高めるチャンスだと思います。地域で犠牲者を出さないためには、行政、住民が
どのようなルールを形成し、どのように連携すればよいか、具体的な計画と行動が求められています。
基調講演では、愛媛県における南海トラフ巨大地震の想定を紹介していただきます。また、パネルディスカッション
では、行政、各市町の「減災」の取り組み、住民・学校との「連携」について議論を深めたいと思います。
お忙しい時期とは思いますが、多くの皆様の参加の下、地域の防災力を高めるための時間を共有しましょう。
記
主催:愛媛大学防災情報研究センター、愛媛地域防災力研究連携協議会
共催:国土交通省四国地方整備局、愛媛県、(公社)土木学会四国支部
後援:四国4大学防災関連研究センター連携協議会、愛媛県教育委員会、(一社)四国クリエイト協会
NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、愛媛新聞社
日時:平成26年8月12日(火) 13:30~16:40(受付12:30~)
場所:ひめぎんホール メインホール
定員:3,000名
プログラム:
1. 開会挨拶 愛媛大学長 柳澤 康信
愛媛県知事 中村 時広 氏
2. 基調講演
「愛媛県地震被害想定と防災・減災対策について」
愛媛県県民環境部防災局長 杉野 洋介 氏
3. 四国防災八十八話感想文コンクール最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞の作品紹介
愛南町立各小学校の皆さん
4. パネルディスカッション ―さらなる減災に向けて、何をなすべきか―
愛媛県下20市町の市長・町長、愛媛県県民環境部長・土木部長、
愛媛県教育委員会副教育長、ほか
5.閉会挨拶 愛媛大学防災情報研究センター長 矢田部龍一
■地震時の火災シミュレーターなどを用いた防災教育の実践を行います
■ロビーにて防災グッズを展示します
申込み・お問合わせ:
「えひめ防災フォーラム2014参加申し込み」と明記の上、所属、氏名、ふりがな、連絡先(TEL 、e-mail)、
下記までメールまたはFAXでお申し込みください。
※参加承諾の連絡は、いたしません。当日会場受付までお越しください。なお、受付は勝手ながら名字の
あいうえお順で受付ブースを作っております。
【8月5日(火)締め切り】
愛媛大学 社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム(竹村・山内)
Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp TEL:089-927-8974・FAX:089-927-8820
※本フォーラムは、土木施工管理技士会の継続学習制度CPDSの単位申請を行っています。カードリーダーでの履修申請を
行いますので、必ず技士会のCPDS技術者証(磁気帯カード)を持参ください。愛媛大学より代行申請いたします。
[2014年06月24日]