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<ご報告>令和6年度防災気象講演会「南海トラフ巨大地震の知識と備え」を開催しました 【12月19日(木)】

 令和6年12月19日(木)、防災情報研究センターは松山地方気象台、愛媛県とともに講演会「南海トラフ巨大地震の知識と備え」を開催いたしました。会場の愛媛大学南加記念ホールに地域のみなさま、学生、職員約110人が参加し、地震についてのメカニズムや必要な事前の備えについて知識を深めました。
 高松地方気象台の新納 孝寿 地震津波火山防災情報調整官による講演では、地震に関する基本的知識や緊急地震速報についての詳細な説明が行われ、「南海トラフ巨大地震は100~150年の周期で発生しており、大規模な地震が1回のこともあれば、中規模のものが時間をおいて2回発生することもある。」と貴重な資料を交えながら解説がありました。
 防災情報研究センターの二神 透 副センター長による講演では、令和6年正月に発生した能登半島地震で得た資料を交えながら解説を行いました。「能登半島地震では、住宅倒壊や火災、津波、道路の寸断による孤立が発生したが、それは南海トラフ巨大地震でも同様に発生することが想定される。自分が住んでいる場所の特性をふまえながら、普段の生活から事前の備えをしていくことが重要である」と述べました。

本講演会は愛媛CATV「防災チャンネル」で放送されます。是非ご視聴ください。

 

[2024年12月20日]