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<ご報告>愛媛大学防災情報研究センター副センター長ネトラ准教授が会長を務めるネパール地盤工学会主催の国際シンポジウムが開催されました

 愛媛大学防災情報研究センターのネトラ・プラカシュ・バンダリ副センター長が会長を務めるネパール地盤工学会主催で、「National Symposiumon Geotechnical Challenges in Mega Projects of National Pride」と題する国際シンポジウムが、11月19日(月)にカトマンズ市で開催されました。
 ネパールでは、高速道路建設、新国際空港建設、鉄道建設などのビッグプロジェクトが動き始めようとしています。今回の国際シンポジウムには100名を超える参加者があり、これらのプロジェクトの地盤工学的課題に関して熱心に討議されました。
 ネパールはヒマラヤ造山帯に立地する国です。そのため、地形は急峻で、地質は脆弱であり、建設工事に際して地盤工学の果たす役割が極めて大きいです。
 開会式には、エネルギー・水資源開発大臣も出席するなど、ネパール政府の期待の大きさを感じさせられました。シンポジウムでは、本センターの岡村未対教授がカトマンズ盆地の液状化特性を、木下尚樹講師がトンネル掘削に関する基調講演を行いました。
 愛媛大学防災情報研究センターでは、これらのプロジェクト推進に今後とも積極的に支援していく予定です。なお、最後に開催された懇親会では岡村教授と木下講師も余興に飛び入り参加するなどして研究者同士の友好を深めました。