【開催報告】「防災キャラバンin 砥部町」を開催しました(6月7日)
6月7日(日)10時30分より砥部町宮内小学校体育館において、「防災キャ ラバンin
砥部町」を開催しました。地域自主防災会、消防団、砥部町民ら約220名の参 加がありま
した。多数の参加をいただき、感謝申し上げます。開催に先立ち、矢田部愛媛 大学防災
情報研究センター長・佐川砥部町長より、日本全体で自然災害が続いて発生し ている。
本日の避難訓練や防災キャラバンをきっかけに災害に備える場にしてほしいと の挨拶が
ありました。
引き続き、松山地方気象台藤原次長より、「大雨や台風による災害から身を 守るため
に」と題して、気象情報の収集と適切な判断によって命を守ることができる、 早めの避難
が大切との講演がありました。
また、愛媛大学防災情報研究センター髙橋治郎客員教授が、「愛媛県の地震 被害想定
と砥部町の減災」と題する講演で南海トラフ発生時には、砥部町においても少 なからず
被害が発生すること、そのため、「備えあれば憂いなし」であるので、減災に 向け、地域を
知る、備蓄をするなどの行動が大切であることを説明しました。
最後に、砥部消防署丸橋消防副士長が、広島土砂災害現場におけるボラン ティア活動
の経験に基づいて、普段から防災に関心を持つことの重要性や発生後も地域で 助け合う
ことの大切さを講演しました。
愛媛大学防災情報研究センターは、各自治体の協力をいただき、愛媛県下 20市町す
べてにおいて防災キャラバンを実施いたしました。今後もセンターでは、地域 の防災力を
向上するために、また防災に関する地域連携を深めるために各種防災講演会等 を愛媛
県下を中心にして、全国各地において開催いたします。詳細はメルマガ等で情 報を発信
いたしますので、奮ってご参加ください。
[2015年06月09日]