【開催報告】防災キャラバンin上島町を開催しました
3月30日(日)13時50分~上島町せとうち交流館多目的ホールにおいて、上島町と共
催による防災キャラバンを開催し、一般市民ら約180名の参加がありました。多数のご
参加をいただき、感謝申し上げます。
開催に先立ち、愛媛大学防災情報研究センター高橋治郎副センター長及び上村俊之上
島町長から多数の参加をいただき、防災に対する関心が高いことは、大変心強く思いま
す。もし災害が発生しても、一人の犠牲者を出さないような備えをしていただきたいと
の挨拶がありました。
引き続き、愛媛大学防災情報研究センター高橋治郎副センター長から「南海トラフ巨
大地震の発生メカニズム」と題して、過去の災害記録及び地震の発生メカニズムについ
ての解説があり、今後発生するかもしれない地震が起きたとしても、上島町においては、
安心・安全な町づくりを継続して進めてほしいとの話がありました。また、愛媛大学防
災情報研究センター二神透准教授から「愛媛県の地震被害想定と上島町の減災について」
と題した講演では、上島町で想定される災害としては、南海トラフ巨大地震、豪雨災害、
強風、高潮などがあげられる。対策としては、家具の固定を含めた耐震補強が重要であ
ること、津波が30cm以上予想される地域については、慌てずに高いところに避難する
こと、液状化しやすい場所では、建物が倒れるか、傾きやすいことから、避難が大切で
ある。自然災害に対する備えと併せて日頃から地域における訓練の重要性について、詳
細な説明がありました。意見交換会では、一般市民の皆さまから(津波や自然災害など)
多数のご質問があるなど、活発な防災キャラバンとなりました。
[2014年04月01日]