【開催報告】2013年淡路島地震被害調査速報会を開催しました(4月18日(木))
愛媛大学防災情報研究センターは,4月18日(木)15時30分から情報メディア
センターメディアホールにおいて,「2013年淡路島地震被害調査速報会」と題した
速報会を開催し,地方自治体職員,建設企業関係者,学生,留学生等100名が参加し
ました。
はじめに,竹田副防災情報センター長からあいさつ及び講師紹介があり,引き続き大
学院理工学研究科生産環境工学専攻土木施設工学・防災情報研究センター森伸一郎准教
授から淡路島で震度6弱を観測した地震が発生,4月13日と14日の2日間,現地で
被害調査を実施した結果,橋脚に複数の亀裂があることを発見したとの報告を行いまし
た。特に,14日午前に訪れた洲本市にある斜張橋・洲浜橋で,橋脚に複数の亀裂があ
ることを最初に発見,亀裂は2メートルを超えるものもあり,地震で橋げたに水平方向
の力が加ったことでできたとの説明を行いました。また,今後,地震や強風などで,橋
げたがずれる可能性もあり,通行人らの安全確保のために,対策が必要であることを地
方自治体の職員に伝えたとの報告が併せてありました。
会場は,多数の報道機関が参加し,終了後30分間報道関係向けの取材を受けるなど,
熱気溢れる速報会となりました。
[2013年04月24日]