【開催報告】市民向け講演会「サハラ砂漠自転車旅行から途上国の道直しへ」を開催しました(2月28日)
防災情報研究センター主催、愛媛県地盤工学研究会共催で、平成25年2月28日(木)
13時00分~14時40分に、社会連携推進機構研修室において約40名の方に参加いただき、
市民向け講演会を実施しました。
矢田部センター長の挨拶に引き続き、講師の京都大学大学院工学研究科 木村亮教授
から「サハラ砂漠自転車旅行から途上国の道直しへ」と題して講演いただきました。
世界中を自転車で50,000km走行したという木村先生は、土木技術で貧困削減を可能にし
たいという思いから、ケニアやウガンダなどで、簡単で安価な土のう袋を使い、住民が自
ら整備、補修できる道づくり「自分たちの道は自分たちで直せる」という意識づくりに尽
力され、今では、15カ国延べ50kmの土のう袋の道路ができているとのことでした。
この道路がLinks to Market(Hospital)!!となり、収入増や生活向上につながり、自分た
ちで管理ができるという自信を生み、次の発展へとつながっていっているとのことでした。
ユーモアを交えながらの講演に聴講者たちも興味深く耳を傾けていました。
[2013年03月06日]