自然災害に対する科学技術的観点からの防災研究から行政の地域防災計画やリスクマネジメントへの協力と支援をおこなっております。

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平成30年度社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座募集要項

主催 愛媛大学大学院理工学研究科,愛媛大学防災情報研究センター
共催 愛媛社会基盤メンテナンス推進協議会
後援 公益社団法人 土木学会四国支部

社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座の目的と意義

養成講座は,あらたな社会基盤の整備,既存社会基盤の維持管理・補修の計画・設計・実施技術を習得し,地域の活性化に貢献できる人材としての社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)を育成することを目的としています.
我が国では,経済成長とともに道路を中心とした多くの社会基盤の整備がなされてきましたが,これらの構造物は劣化が進行する傾向にあります.さらに,少子高齢化に伴う新たな社会基盤の整備,および維持・管理がもとめられており、それに携わる技術者が不足傾向であり,行政と業界双方の技術力を向上させる取り組みが必要不可欠な課題としてあります.このような状況下で,国では社会基盤の構造物を長寿命化させる施策を進めていることから,構造物等の劣化状態を適確に診断し対処できる技術者を育成することは,地域を含め,これからの我が国土を守るためにも大変に意義のあることです.

社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座の概要

養成講座では,述べ12日間の短期集中カリキュラムにおいて管理者(行政)側と建設業関連技術者側それぞれの組織の技術者が,所定の科目を履修することで,共通の高度な知識を持つ総合技術者の育成を目指しております.
カリキュラムは,社会基盤のアセットマネジメント,種々の構造物の点検・診断・補修工法を学べる科目より構成されており,それぞれ,座学(講義)⇒ 演習 ⇒ 実習(フィールドワーク)となるよう設計されています.
※主な科目
前半‥インフラマネジメント(1),橋梁のメンテナンス
   トンネルのメンテナンス,下水道のメンテナンス
後半‥港湾・海岸施設,河川構造物,斜面・擁壁のメンテナンス,地域特性,新技術,インフラマネジメント(2),技術者倫理,WS
講師陣は,愛媛大学工学部環境建設工学科教員ならびに防災情報研究センター教員に加え,国・県・市・民間等から学外専門家を講師として招請します.
求められる技量の認定として,講座を終了したのち筆記試験と面接(プレゼンテーション)試験を行い,審査結果のもとに「四国社会基盤メンテナンスエキスパート(四国ME)」認定証及び履修証明書を発行します.

養成講座実施期間

【前半】平成30年8月23日(木) ~ 平成30年8月24日(金)

    平成30年9月5日(水)~平成30年9月11日(火)

【後半】平成30年10月3日(水)~ 平成30年10月12日(金)

申請書受付期間

平成30年7月2日(月)~平成30年7月23日(月)

提出方法

持参する場合:
電話連絡(下記問い合わせ先を参照)の後,平日9時から16時までの間に事務局に持参すること.
郵送する場合:
必ず「簡易書留」にて,上記の申請期間内に「必着」で送付のこと.
また,封筒の表面の左下隅に「申請書類在中」と朱書きすること.

問い合わせ先

〒790-8577 愛媛県松山市文京町3番
愛媛大学防災情報研究センター
Tel/Fax: 089-927-9021
E-mail: kensien@stu.ehime-u.ac.jp
ウェブサイト:http://cdmir.jp/

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