自然災害に対する科学技術的観点からの防災研究から行政の地域防災計画やリスクマネジメントへの協力と支援をおこなっております。

HOME > 新着情報 > 第339号 2014.4.18 新任挨拶

第339号 2014.4.18 新任挨拶

================================================
愛媛大学 防災情報研究センター

        防災情報研究センターニュース

                    第339号 2014.4.18

=================================================
    

○今回のコンテンツ
<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター副センター長 新階 寛恭
<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター教授     松本 啓治
********************************************************************************
○<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター副センター長 新階 寛恭
  
 皆様、初めまして。
  この度、4月1日付で国土交通省から出向し、防災情報研究センター副センター長・ア
 ーバンデザイン研究部門教授を拝命致しました新階寛恭(しんがい ひろやす)です。
  出身は龍馬のまち高知市ですが、母方を辿ると愛媛県西条市の壬生川になるそうです。
 きっと何かの縁があって、全国でも特に有名な『坂の上の雲』のまち松山に参りました。
  ところで、これまでにも幾つかの市に出向し、まちづくりのお手伝いをしてきました。
 例えば栃木県小山市(人口16万)では、平成13年からですが、駅前にあった工場群
 の撤退等にあわせて駅前広場や自由通路等の再編・整備を方向付けました。駅前広場の
 形状・周囲との関係性に少し工夫をしたことで、その後の段階的な周辺開発の継続的展
 開を導きました。結果、市のイメージアップに繋がる駅正面への大学進出をはじめ、民
 活による周辺でのホテル・マンション等の連鎖的開発・大幅な人口増へとつながり、現
 在も、JR貨物によるヤード跡地開発構想等が進行中のようです。
  平成22年からは、瀬戸内海の向かい側の山口県岩国市(人口15万)において、米
 軍再編にあわせた新住宅市街地開発事業跡地の土地利用調整(処分)や、駅周辺(東西
 駅前広場・自由通路等)の設計・デザインや関係機関調整等を行ってきました。現在は、
 JRとも合意していよいよ整備段階に入ったようです。
  また平成15年には、国土交通省(近畿地方整備局)においてまちづくり交付金の制
 度設計チームに加わるとともに、その後平成21年(本省まちづくり推進課)には、民
 主党の事業仕分けの嵐の中、まちづくり交付金制度担当として制度存続に奔走いたしま
 した。
  松山市は、奥深い歴史・文化、特に全国トップクラスの知名度を持つ道後温泉本館を
 擁していますが、一方で、日常にとけ込むまちなかの潤い、中心部への集客性の向上、
 まち全体で人を惹き付ける仕掛け等の面で、多くの課題を抱えていると聞きました。
  そしてちょうど今、松山市とともに愛媛大学も体制を充実し、今後50年、100年
 を見据えたグランドデザインを皆で創り実践していくと聞きました。
  東京大学の羽藤英二先生や愛媛大社会連携推進機構長の矢田部龍一先生の指南を受け
 ながら、市から来られた松本啓治先生を初めとする経験豊かなスタッフとともに、オー
 プンで楽しいアーバンデザインを進めていきたいと考えています。
  自らとしては「本質、こだわり、そしてバランス」という言葉を前職においてもモッ
 トーとしておりました。問題の本質を見抜き、それに対し自らの思想・理想を描きつつ、
 多くの関係者とのバランスを取りながら現実社会の中で実現に向けて取り組む、という
 意味です。
  多くの皆様とともに、松山のより良い将来を創っていきたいと考えています。よろし
 くお願いします。

*********************************************************************************
○<ご挨拶>新任挨拶 防災情報研究センター教授     松本 啓治

 皆様、はじめまして。
  この度4月1日付で防災情報研究センター・アーバンデザイン研究部門教授を拝命しま
 した松本啓治です。
  出身は古い町家が残る愛媛県西予市出身です。愛媛大学卒業後、土木技師として松山
 市に奉職し、道路、公園、河川、都市計画などの事業課を経て、平成15年度から『坂の
 上の雲』のまちづくりを担当いたしました。
  松山市は、松山城と道後温泉という他市にはない観光資源を有し、歴史的・文化的な
 資源にも恵まれています。更なる観光開発策として『坂の上の雲』を活かしたまちづく
 りを進めることで、松山の魅力を高め、交流人口の拡大を目指しました。
  そこで、平成16年度より国のまちづくり交付金事業を活用し、坂の上の雲ミュージア
 ムの建設やロープウェー通りの整備、道後温泉周辺景観整備、城山公園の整備などの事
 業を進め、NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』放送の追い風にも恵まれ、観光客数は
 目標値の100万人増をほぼ達成することができ、松山の魅力の底上げに貢献できたと思
 っています。
  このまちづくりの経験から、今年度新しく発足するアーバンデザインセンターにかか
 わることになりました。アーバンデザインセンターは、多くは再開発エリア内を対象に
 立ち上げられている例が多く、松山のような50万都市の既存の街なかで取り組まれるの
 は全国でも類例のないことだと思います。それだけにやりがいもありますが、難しくも
 あります。
  JR高架事業やラフォーレ再開発、花園町通り・二番町通りの街路空間整備、道後温泉
 本館の建て替え事業など、松山市の重要事業が進行中です。羽藤英二教授をセンター長
 として新階寛恭教授のもと、これらの事業にも参画しアーバンデザインを進めていきた
いと考えています。
  また、まちづくりを考えるうえでは、創り手だけでなく使い手の意見を踏まえること
 が大切です。いかにみんなで助け合い支え合って新しい時代に対応した街を創造してい
 くか、そして街をどう運営していくか、真剣に学び、議論し、共有し合える仲間を育て、
 公民学が連携することで、質の高い空間を形成し街の魅力を高めていきたいと思います。
 そのためにアーバンデザインセンターはその役割を十分果たしていくことが求められま
 す。
  私自身どのような未来像を描くべきか、まだつかめていませんが、歴史を無視しては
 ならないことは確かです。関係者のご指導、ご協力をいただき明るい未来を切り開いて
 いきたいと考えています。

*********************************************************************************

[2014年04月21日]

活動情報

  • リンク:メールマガジン|Mail Magazine
  • リンク:過去のメールマガジン|Mail Magazine List
  • リンク:四国防災八十八話 ダウンロード|Download
  • 四国災害アーカイブス(四国建設弘済会作成)