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第358号 2014.8.26 平成26年度愛媛大学公開講座「防災士養成講座」を開催しました  

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愛媛大学 防災情報研究センター

        防災情報研究センターニュース

                    第358号 2014.8.26

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○今回のコンテンツ
<ご報告>平成26年度愛媛大学公開講座「防災士養成講座」を開催しました         
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○<ご報告>平成26年度愛媛大学公開講座「防災士養成講座」を開催しました

  愛媛大学防災情報研究センターは、松山市の協力の下、平成26年8月21日(木)~
 24日(日)まで、「防災士養成講座」を松山市保健所消防合同庁舎防災センターで開催
 し、平日(木・金)コースと休日(土・日)コース併せて、自主防災会の皆様、企業関係者、
 学生など352名の参加がありました。多数のご参加をいただき、誠にありがとうござ
 います。
  この講座は、防災に関する正しい知識と技能を持ち、災害時には、自助、共助の中心
 として地域で活躍できる防災士を養成することを目的としています。
  開催に先立ち、愛媛大学防災情報研究センター矢田部龍一センター長から先日の広島
 豪雨災害において、多数の死者や行方不明者など悲劇的な状況となっており、想像を超
 えた豪雨は、今後もどこでも起こり得ることです。自分の命は自分で守ることが基本で
 すが、災害弱者をいかに守るかを含め、災害の危険度を認識できる防災士(地域のリーダ
 ー)の役割は重要です。この講座において、防災に関する意識・知識・技能を高めていた
 だき、災害時に活躍できる防災士を目指していただきたいとのあいさつがありました。
 また、講座の途中に野志松山市長が激励のあいさつに来ていただき、東日本大震災時の
 ご自身の経験から、命の大切さと防災士の役割の重要について説明され、参加者全員が
 防災士の資格を取得し、地域における防災組織のリーダーとして活躍してほしいとのお
 話をいただきました。
  なお、講座内容は、愛媛大学防災情報研究センターの教員から、近年の自然災害に学
 ぶ、耐震診断と補強、風水害、土砂災害とその対策、都市防災等についての講義を担当、
 また松山市職員から防災士の役割、避難所運営、松山市における災害とその対応等の講
 義及び災害から命を守る救助技術の実技として、ロープワーク、応急担架の作成や搬送
 方法、倒壊家屋からの救出救護の方法について参加者一人ひとりが技術の習得をされま
 した。
  最終日、日本防災士機構が実施する防災士の試験を希望された参加者は、緊張の中、
 真剣に試験問題に取り組んでいました。
  来年度も愛媛大学公開講座「防災士養成講座」は、(松山市のご協力をいただき)引き
 続き実施する予定です。詳細は、愛媛大学防災情報研究センターホームページでお知ら
 せします。またメルマガ登録をしていただいた方には、開催日等が決定した時点でメー
 ルで連絡いたします。希望者はメルマガ登録をお願いいたします。

 防災情報研究センターHP http://cdmir.jp/

 
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[2014年08月27日]

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