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第352号 2014.7.1「防災キャラバンin 内子」を開催しました(6月29日(日))   

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愛媛大学 防災情報研究センター

        防災情報研究センターニュース

                    第352号 2014.7.1

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○今回のコンテンツ
<ご報告>「防災キャラバンin 内子」を開催しました(6月29日(日))                   
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○<ご報告>「防災キャラバンin 内子」を開催しました(6月29日(日))

                     

  平素より,本センターの運営につきまして格別のご高配を賜っておりますことを,御礼
申し上げます。
6月29日(日)10時から内子町文化交流センターにおいて、内子町並びに内子町消
防団と共催による防災キャラバンを開催し、425名の参加がありました。多数の参加を
いただき、感謝申し上げます。
  開催に先立ち、愛媛大学防災情報研究センター竹田副センター長及び稲田内子町副町長
から、防災は意識だけでなく行動も必要であることや、内子町は津波の心配はないが土砂
災害に注意しなければならないとの挨拶がありました。
  引き続き、愛媛大学防災情報研究センター二神准教授が、「愛媛県の地震被害想定と内
子町の減災」と題した講演で、過去の災害記録や地震の規模の大きさを分かりやすいパワ
ーポイントやシミュレーターを用いて解説しました。次に、松山地方気象台藤原次長が、
「大雨や台風による災害から身を守るために」と題した講演で、気象現象や台風の知識、
防災気象情報などについて分かり易く解説されました。
 休憩を挟んだあと、上川自主防災会室岡さんより、上川地区の過去の訓練の様子や高齢化
が進む地域ならではの支え合いマップを作成したことなどの講演がありました。
 次に、質疑意見交換が行われました。まず、「防災に対して何を行えばよいか」と会場か
らの質問に対し、松山地方気象台藤原次長より、「地震が発生したときのことを考えると、
寝室に高さ90㎝以上のものを置かないようにする」と回答がありました。また、「地震
発生時はどのようなことを行えばよいか」と質問に対し、二神准教授並びに藤原次長より
「揺れている最中に逃げるのは大変危険である」と回答がありました。
 最後に、高橋内子町消防団長から「官民一体となり、防災に強い内子町を作る」と閉会の
挨拶があり、とても有意義な防災キャラバンとなりました。

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[2014年07月03日]

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