自然災害に対する科学技術的観点からの防災研究から行政の地域防災計画やリスクマネジメントへの協力と支援をおこなっております。

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愛媛地域防災力研究連携協議会

愛媛地域防災力研究連携協議会設立 ご挨拶

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「迫り来る地震に備えて」

平穏な日々が続けば続くほど、その間に地面の下でひずみが蓄積し、大きな地震の襲来がひしひしと迫ってまいります。平穏であればあるほど緊張感を高めなければならないというのは、常人にはなかなかできません。また、災害発生時に被害を最小限にとどめるためのインフラの整備と管理、避難・警戒システムの整備、災害発生後の支援・応援・救援体制の構築、平時における防災教育など、いずれも地味で派手さのない取り組みであるため、特に昨今の目先の効率性や人気がもてはやされる風潮の中では、軽視されがちかもしれません。防災の専門家そして行政が、平時のうちから、一朝有事の際の被害をできるだけ軽減できるような取り組みを強化し続けることが重要です。また、土木、建築、都市計画等の工学分野のみならす、法律、教育、社会学を含め幅広い観点から取り組むべき課題が多々あります。この度、関係の皆様のご尽力により国、愛媛県に加えて県内20の市町と愛媛大学が連携して「愛媛地域防災力研究連携協議会」を設立できたことは、他に例をみない画期的な取組と思います。これを名実ともに実効あるものとするためには、多くの皆様のご理解・ご協力とより一層の関係機関の連携強化が必要と思います。これを機会に災害に立ち向かう心を新たにして、皆さんと一緒に“防災力”強化に力を尽くしたいと思います。ご理解とご協力をお願いいたします。

東南海・南海地震研究部門長
木下 誠也

愛媛地域防災力研究連携協議会 組織概要

愛媛大学防災情報研究センター東南海・南海地震研究部門の下に5つの研究会(避難問題 、自主防災 、自治体業務継続 、防災教育 、防災GIS )を設立しています。それぞれの研究会では行政と大学の連携により地域防災に関する研究活動を実施し、その連携を推進するために愛媛地域防災力研究連携協議会が設立されています。

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災害時の行政と大学連携や防災意識の普及のために5つのアプローチでの取り組みを総合的に発信

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