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【開催報告】公共調達に係る記念講演を開催しました

 7月8日(火)15時から愛媛大学南加記念ホールにおいて、品確法等が改正されて間もな
いこの時期に、日本大学生産工学部土木工学科・木下教授をお招きして記念講演を開催い
たしました。台風8号が接近しつつある天候の中、126名もの多数の参加を頂きましたこと
に感謝申し上げます。
  開催に先立ち、愛媛大学防災情報研究センター竹田副センター長及び一般社団法人四国
クリエイト協会・福田理事長から、開会の挨拶がありました。
  引き続き、国土交通省四国地方整備局・近藤技術調整管理官より、「品確法改正の概要
について」と題した講演で、分かりやすく詳細なパワーポイントを用いて、総合評価方式
の説明がなされました。また、法改正の理念を現場で実現するためには、国と地方公共団
体が相互に緊密な連携を図りながら協力することの大切さや、国が地方公共団体、事業者
等の意見を聞いて、発注者共通の運用指針を策定することが重要であると解説されました。
  次に、今年3月まで愛媛大学の教授として公共調達制度について国内外の視点から研究
に取り組み、その成果が高く評価され平成25年度土木学会賞論文賞を受賞された、愛媛大
学防災情報研究センター・木下客員教授から、「海外との比較によるわが国公共調達制度
の道筋」と題した講演で、公共工事調達方式の変遷や入札契約制度を海外と比較について
分かりやすく解説されました。また、品確法改正の経緯や、裁量の幅が広い交渉付き競争
方式も紹介されました。
参加者は講演に熱心に耳を傾け、今後の業務の展開に対して、大いに参考になったことと
思います。

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[2014年07月14日]